自分だけのオリジナルサインを作成したい!
手書きサインを無料で作れるアプリはある?
手書きサインはどんな場面で利用できる?
この記事では、手書きサインが無料で作れるアプリや活用事例を紹介します。手書きサインが作れるアプリはいくつもありますが、おすすめのサービスは目的によって異なります。
各サービスの特徴は以下のとおりです。
スクロールできます
使いやすさやデザインの質、保存形式などに注目し、自分がイメージするサインを作れる手書きサイン作成アプリを選びましょう。
電子印鑑GMOサインには印影登録機能があり、PDFファイルへの電子署名にもオリジナルサインを使用できます。画像をアップロードするだけでかんたんにサインの電子化ができるので、作ったサインを登録してみてはいかがでしょうか。
目次
手書きサインはどうやって作成できる?
おしゃれでカッコいい手書きサインを作成したいけれど方法が分からない方も多いでしょう。デザイン面で自信がある人なら、ゼロの状態から自分自身で手書きサインを考えても、それほど難易度は高くないかもしれません。
しかし、多くの人はサインを作成する際に注意したいポイントなどが分からないまま、白紙の状態で暗中模索していることでしょう。デザイン面での知識やスキルがないと、時間をかけて考えてもまったく良い案が思いつかないという事態にも陥りかねません。
そのため、かっこいいサインを作るのであれば、サイン作成ソフトを使用したり業者に依頼したりして作るのが一般的です。手書きサインの作り方について以下の3つの方法を解説します。
サイン作成アプリやソフトを利用する
自分で手書きサインを考えようとしても、なかなか良い案が思いつかなかったりうまく作れなかったりする場合には、手書きサインを作成できるアプリやソフトを利用する方法がおすすめです。
アプリやソフトでは、基本的に自身の名前を入力するだけで筆記体のサインを複数のフォントで作成できます。決められたフォーマットから選ぶものが多いですが、中にはAIが自動で作ってくれるものもあります。英語の手書きサインを作成できるアプリやソフトも多いので、グローバル企業で働く方などにおすすめです。
おすすめのサイン作成アプリは次章で紹介します。
サインを作成してくれる業者に依頼する
手書きサインの作成に不安がある場合は、プロの業者に依頼する方法もあります。サイン作成を専門とするデザイナーに頼めば、依頼者の名前や希望するイメージから、洗練されたデザインで手書きのサインを提案してくれます。
プロの視点で、読みやすさとデザイン性を両立したサインを作成できるため、「長期的に使えるサインをしっかり考えたい」と思っている方におすすめです。なお、業者に依頼する場合の流れは以下のとおりです。
- 希望するイメージやサインの用途についてヒアリングをおこなう
- 複数のデザイン案が提示される
- デザイン案から好みのものを選ぶ
- 修正を依頼する
- 修正依頼に沿ったサインが納品される
業者によってサービス内容は異なりますが、右利き・左利きなど利き手に合わせたサインの提案や、書道家による本格的な筆文字サインの作成など、業者ごとに特徴があります。
もちろん、プロに考えてもらうため有料のサービスになります。予算と相談しながらどの業者に頼むかを比較・検討してデザインを依頼しましょう。
手書きサインを電子署名として利用する方法
手書きサインを作成したら、PDFファイルへの電子署名にも利用できます。さまざまな場面で活用したい方はサインを電子化しておくことをおすすめします。
手書きサインを電子署名として使用するには、電子署名法に準拠した形式で行う必要があります。ただ単に手書きサインの画像を貼り付けただけでは、法的証拠力が担保されません。電子署名法に準拠した正しいサインを行うためには、電子契約サービスの利用を推奨します。具体的な方法は以下の通りです。
- 手書きサインの画像を用意する
- 電子契約サービスでアカウントを作成する
- 署名の設定画面に移動する
- 準備した手書きサインの画像をアップロードする
- 画像のトリミングや明るさの調整を行う
- 署名のプレビュー機能で、実際の契約書での見え方を確認する
これらの作業が完了したら、PDFファイルへ電子署名する際に、登録した手書きサインを入れられるようになります。
GMOサインなど一部の電子署名サービスは、法的証拠力を電子署名により担保した上で手書きサインをPDF契約書へ付与できます。手書きサインをオンラインで試してみたい場合は、GMOサインなどのフリープランのあるサービスで登録しておくのがおすすめです。
GMOサインの手書きサイン機能
無料で利用できる手書きサインアプリ5選
無料で利用できる手書きサインアプリには、以下の5つがあります。それぞれの特徴を紹介するので、自分にあったアプリを選んでみてください。
スクロールできます
JotformSIGN:Web上ですぐにサインを作成できる
出典:JotformSIGN
JotformSIGNは、ブラウザ上で手軽にサインを作成できる無料のツールです。サインの作成方法として「Type」モードと「書く」モードの2種類があります。
「Type」モードでサインを作成する場合は、英語表記で書くと4種類のスタイルから好みのデザインを選ぶことが可能です。オリジナリティのあるサインを作成したい場合は「書く」モードを使用すれば、マウスや指で自由にサインを書けます。
なお、どちらのモードでもサインの色は黒・赤・青の3色から選べるため、サインの色を変えたい場合にもぴったりです。
AI署名ジェネレーター:スタイルを指定するとAIが自動でサインを作成
出典:AI署名ジェネレーター
AI署名ジェネレーターは、入力した名前をもとにAIが自動でサインを生成してくれるサービスです。
AIが「誠実」「愉快」といったスタイルを自動で選び、選んだスタイルに合わせたデザインのサインを作成してくれます。生成されたものが気に入らない場合は、用意された10種類のスタイルから好みのものを選んで、再度生成することも可能です。
自分ではなかなか思いつけないようなデザインのサインを提案してくれるため、オリジナリティのあるサインを作りたい方におすすめします。また、複数のバリエーションのサインを手軽に試せるため、自分に合ったサインを見つけやすい点もメリットです。
はんこメーカー:印鑑・社印・角印などが作れる漢字にも対応したアプリ
出典:はんこメーカー
はんこメーカーは、さまざまな種類の電子印鑑をかんたんに作成できるアプリです。
丸印や角印、社印など、8種類のデザインテンプレートが用意されています。縦書きや横書き、1行から3行など、名前の書き方も複数パターン用意しているので、用途に応じて使い分けが可能です。フォントや文字サイズ、色、枠線なども自由にカスタムでき、オリジナルの電子印鑑を作成できます。
また、すでに持っている印鑑を写真で取り込んで電子化することも可能です。作成した電子印鑑は背景が透明な画像として保存できるため、WordやExcelなどの文書にも使えます。アプリ内に電子印鑑を保存できる機能もあるため、後から編集することも可能なアプリです。
LETTY:手書き風のかわいいサインを作成できるツール
出典:LETTY
LETTYは、手書き風のサインをかんたんに作成できるサービスです。
40種類を超えるデザイン性の高いフォントを取りそろえており、そのうち20種類以上が日本語に対応しています。そのため、日本語でも英語でも自分らしいサインを作成できます。
1,500種類以上のアイコンや飾り記号が用意されているのも特徴です。アイコンや記号を組み合わせれば、よりオリジナリティのあるデザインでサインを作れます。
おもにSNSやメールでの利用を想定しており、作成したサインはテキストとして保存されます。書類で使いたい場合は、一度ソフトに貼り付けてから画像に変換する作業が必要です。
GMOサイン:作ったサインを電子署名で使用したい方におすすめ
電子契約サービスのGMOサインは、作成したサインの画像を登録してPDFファイルに署名できるサービスです。作成した手書きサインをPDFファイルに使いたい方におすすめです。スマホアプリもあり、かんたんに電子契約書にサインを入れられます。
また、スマートフォンやタブレットを使った直接の手書きサインにも対応しています。直筆にこだわりたい方に向いているので、ぜひ利用してみてください。
GMOサインの手書きサイン機能
GMOサインはフリープランも用意しており、月に5通までの電子署名は無料で行えます。もちろん、フリープランでも手書きサインの登録やタブレット等を使った直筆サインが可能なので、オンラインで署名する機会に備えて登録しておくとよいでしょう。
アプリで手書きサインを作る際に知っておきたいポイント
手書きサインを作成する際には、以下のポイントを理解しておきましょう。
解像度とサイズの考慮が必要
手書きサインをアプリで作成するとき、まず気をつけたいのが解像度とサイズの設定です。一般的な書類で使用する場合、300dpi以上の解像度が推奨されます。
これは印刷したときにもクリアな見た目を保つために必要な数値です。画面上では問題なく見えても、実際に印刷すると荒くなってしまうことがあるため、注意が必要です。
サイズについては、縦3センチ、横5センチ程度を基準に作成すると使い勝手がよいでしょう。ただし、使用する書類によって適切なサイズは変わってきます。あらかじめ書類のサイン欄のサイズを確認しておくと安心です。
また、作成時は少し大きめにサインを描いておくと、あとで縮小しても品質を保ちやすくなります。
背景の透明化設定が重要
デジタルサインを作成する際、見落としがちなのが背景の設定です。多くのアプリには背景を透明にする機能が備わっていますが、この設定を活用しないと、白い背景が残ったまま書類に配置されてしまいます。特に、カラーの書類や署名欄に罫線がある場合、背景が白いままだと違和感のある仕上がりになってしまいます。
背景を透明にすることで、どんな書類にも自然に馴染むサインが作れます。また、画像形式を選ぶ際は、JPEGでは透明な背景を保持できないため、背景の透明化に対応したPNGフォーマットを選択しましょう。
背景の透明化をし忘れてしまった場合、Canvaなどのデザインソフトを利用して後から投下することも可能です。
ビジネス文書では法的効力を持たない場合があることに注意
サイン作成アプリで作った手書きサインを電子契約などのビジネス文書で使用する場合、法的な効力が認められないケースがあります。この点については電子署名法という法律で、以下のように定められています。
第二条 この法律において「電子署名」とは、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に記録することができる情報について行われる措置であって、次の要件のいずれにも該当するものをいう。
一 当該情報が当該措置を行った者の作成に係るものであることを示すためのものであること。
二 当該情報について改変が行われていないかどうかを確認することができるものであること。
2 この法律において「認証業務」とは、自らが行う電子署名についてその業務を利用する者(以下「利用者」という。)その他の者の求めに応じ、当該利用者が電子署名を行ったものであることを確認するために用いられる事項が当該利用者に係るものであることを証明する業務をいう。
3 この法律において「特定認証業務」とは、電子署名のうち、その方式に応じて本人だけが行うことができるものとして主務省令で定める基準に適合するものについて行われる認証業務をいう。
引用:電子署名法
上記で触れられているとおり、電子契約で手書きサインに法的な証拠力を持たせるためには、次の要件を満たす必要があります。
- サインが本人によって作成されたものであることが確認できる仕組み
- 契約書の内容が改ざんされていないことを証明できる機能
要件を満たすためには、パスワードや指紋認証といった本人確認の仕組みを備えていることが鍵となります。ただ画像を載せるだけでは、電子署名法を満たせない可能性があるのです。
そのため、作成した手書きサインをビジネス文書で使用したい方は、電子契約サービスに登録しておくことをおすすめします。電子契約サービスで手書きサインの画像登録や直筆を行う場合、電子署名やタイムスタンプといった機能により証拠力を担保できるため、ビジネスシーンでも安心して使用できます。
取引先との契約書などでは、GMOサインなどの電子署名法に準拠した電子契約サービスを利用しましょう。
手書きサインが活躍するシーンは多い
手書きサインはさまざまな場面で活用できます。
かっこよくておしゃれな手書きサインを用意しておくと、サインをするときの気分も良いですし、セキュリティの面でも安心です。ビジネスシーンでは一目置かれる存在にもなるので、1つは用意しておきたいですよね。
手書きサインは、電子化することでPDFファイルへも入れられるようになります。作ったサインは『GMOサイン』などの電子契約サービスに登録して、いつでも使えるようにしておくことをおすすめします。
クレジットカード決済
キャッシュレス化が進む昨今では、支払い時にクレジットカード払いをする人が増えています。現金よりもスマートなカード払いをするならば、やはりサインもサッとカッコよく書きたいものです。
カッコいい手書きサインは、カード払いに慣れている大人の余裕を感じさせてくれるでしょう。また、オリジナル性の高い手書きサインなら、他人がまねしにくいためセキュリティ面でもメリットがあります。
契約書
ビジネスの場では契約書へサインする機会が頻繁にあります。以下をはじめ、さまざまな場面で手書きサインが必要です。
- 不動産売買契約書
- 賃貸契約書
- 労働契約書
- 業務委託契約書
- 金銭消費貸借契約書
企業間の契約においても、手書きサインが求められるケースがあります。たとえば、業務提携契約書などでは、双方の代表者による手書きサインが必要になることがあります。見栄えの良いサインを書けば、ビジネスパーソンとしての印象を高められるでしょう。
サインは会社を代表する立場として書くものです。そのため、社外の人から見ても信頼感を与えるサインを持っていると好印象です。
公的書類
行政手続きにおいても、手書きのサインを書かなければならない場面があります。特に人生の大切な節目で提出する公的書類には、本人の署名が求められます。
出生届や婚姻届といった戸籍に関する手続きや会社設立時の登記に関する書類、パスポートの発行申請など、さまざまな公的書類で手書きのサインが必要です。
人生や事業の大切な場面で使用されるため、正確で読みやすいサインが求められます。
海外生活
日本では、公的機関での手続きなどでは印鑑を求められる場合が多いですが、印鑑という文化がない海外では、頻繁に手書きサインが求められます。
日常的に利用する手書きサインだからこそ、カッコいいサインを用意しておきたいですね。
オンライン上の電子署名
デジタル化が進む中で、電子署名に手書きサインを使うシーンが広がっています。電子署名法により、電子署名は従来の署名と同等の法的効力を持つと認められました。そのため、サービスの契約や申し込みなど、さまざまな手続きで電子署名が採用されています。
電子署名はテキスト形式で入力することもできますが、タブレットやスマートフォンを使って手書きサインを行うほか、作成した手書きサインを画像として登録して用いることも可能です。
ペーパーレス化が進む中、契約で使われる手書きサインも新しいスタイルが定着しつつあるといえます。
オリジナルサインの電子化ならGMOサイン
作成した手書きサインは、電子化してオンラインでの署名にも活用できるようにしておくとよいでしょう。電子化が進んでいる昨今では、電子契約サービスが個人や法人を問わず広く使われるようになっています。そのため、手書きサインをオンライン上で使う機会も増えているのです。
オリジナルサインを電子化したいなら、GMOサインをおすすめします。GMOサインは、オリジナルの手書きサインを電子署名とあわせて利用できる電子契約サービスです。
作成した手書きサインを印影画像として登録しておけばいつでも選択できますし、スマートフォンやタブレット端末を使った直筆の署名にも対応しています。契約書や稟議書、同意書など、幅広い書類に対応しているので、さまざまな手続きに手書きのサインを用いられます。
使い方もかんたんで、ドラッグ&ドロップなど直感的な操作でファイルのアップロードや署名、相手方への送信が可能です。
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