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【テンプレートあり】建設廃棄物処理委託契約書の作成手順と記入例

 

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建設現場では、毎日大量の廃棄物が発生します。その処理には法律に基づいた手続きが必要であり、違反した場合には厳しい罰則が科せられることがあります。

このような状況において重要なのが「建設廃棄物処理委託契約書」です。この契約書は、廃棄物を適切に処理するために作成され、事業者間の信頼関係を維持し、法律を遵守するために欠かせないものです。

本記事では、建設廃棄物処理委託契約書の基本的な書き方や便利なテンプレートについて詳しく解説します。

目次

建設廃棄物処理委託契約書とは?

建設廃棄物処理委託契約書とは、建設現場で発生する廃棄物の処理を第三者に委託する際に必要な契約書です。この契約書は、廃棄物の種類や量、処理方法、費用などを明確に定め、法令を遵守することを目的としています。

適切な契約書を用意することは、廃棄物処理に関するトラブルを防ぎ、持続可能な環境保護を実現するために重要です。しっかりとした対策が求められます。

建設廃棄物処理委託契約書の必要性

建設現場では、廃材やゴミが大量に発生しますが、これらの廃棄物を正しく処理しないと、環境汚染や法律違反の原因となります。そのため、建設廃棄物処理委託契約書を作成し、適切な処理方法や費用、責任分担を明確にすることが求められます。この契約書は、事業者が法的責任を果たすための重要な文書です。

建設廃棄物処理に関する法規制と義務

建設廃棄物処理に関する法規制には、さまざまな法律が適用されます。主な法律としては「廃棄物処理法」(正式名称:廃棄物の処理及び清掃に関する法律)や「環境基本法」などがあり、これらの法律は廃棄物を適切に処理するための基準や手続きを定めています。

廃棄物処理法では、廃棄物の発生者がその処理に責任を持つことが明記されており、建設業者は自ら発生させた廃棄物を適正に管理しなければなりません。また、適切な処理業者を選定し、契約書を交わして法令に基づいた処理を行わせる義務もあります。

さらに、近年の環境問題に対する関心の高まりから、廃棄物の再資源化やリサイクルの促進も求められるようになりました。こうした社会の流れを受け、建設業者は廃棄物を単に処理するだけでなく、再利用可能な資源を分別し、適切に処理することが必須となっています。これらの法律を遵守することで、企業は環境への責任を果たし、法的リスクを回避できます。

適正な廃棄物処理を行わない場合、企業は罰則を受ける可能性があり、社会的信用を失うリスクもあります。建設廃棄物処理委託契約書を作成する際には、これらの法規制を十分に理解し、遵守することが非常に重要です。

廃棄物処理法とは?

廃棄物処理法は、廃棄物の適正な処理を促進するための法律です。企業は、この法律に基づいて廃棄物を適切に処理する義務があり、これには、廃棄物の収集、運搬、中間処理、最終処分の各段階での管理が含まれます。また、委託する場合でも、適切な処理を行う業者を選定し、契約書を交わすことで法令遵守が求められます。

建設業における適正処理の重要性

建設業は他の業界と比べて廃棄物の量が多く、その処理には特に注意が必要です。適正な処理を行わないと、環境汚染だけでなく、地域社会への影響も大きくなります。

適切な処理を行うことで企業の社会的信用が向上し、今後のビジネスチャンスにもつながる可能性があります。前向きに取り組むことが重要です。

建設廃棄物処理委託契約書の記載内容

建設廃棄物処理委託契約書には、いくつかの重要な項目があります。これらの項目を正確に記載することで、後のトラブルを避け、双方の責任を明確にできます。

以下では、契約書に記載すべき基本的な内容について説明します。

契約書に必要な基本情報

建設廃棄物処理委託契約書には、まず契約当事者の情報が必要です。これは、契約を結ぶ双方の会社名、住所、代表者の名前などを指します。また、契約の目的や範囲を明確にすることも重要です。

契約当事者の情報

契約書には、廃棄物を出す側(排出事業者)とそれを処理する側(処理業者)の情報を記載します。具体的には、以下の項目が含まれます。

  • 会社名
  • 所在地
  • 代表者の氏名
  • 連絡先

これにより、契約の当事者が明確になり、責任の所在がはっきりします。

契約期間と更新条項

契約期間は、廃棄物の処理を委託する期間を指します。通常、1年ごとに更新するケースが多いですが、プロジェクトの長さに応じて柔軟に設定することも可能です。更新条項では、契約を更新する際の手続きや条件を明記します。

具体的な廃棄物処理の範囲と方法の記載方法

廃棄物処理の範囲と方法については、処理する廃棄物の種類や量、処理方法を詳細に記載します。これにより、処理業者がどのように廃棄物を処理するかを明確にし、誤解やトラブルを防ぐことが可能となります。

処理対象となる廃棄物の種類と量

契約書には、処理する廃棄物の種類(たとえばコンクリート、木材、金属など)と、その量を具体的に記載する必要があります。これにより、処理業者は必要な処理設備や人員を準備でき、適切な処理が可能になります。

処理の方法とその基準

処理方法については、焼却、再資源化、埋め立てなど、どのように処理するかを明記します。また、処理に際して遵守すべき基準や環境への配慮についても記載することで、法令を守りつつ、環境に配慮した処理を行っていることを示すことができます。

料金体系と支払い条件の明確化

料金体系と支払い条件については、処理費用の内訳や支払い方法、料金改定の条件などを明確に記載します。これにより、金銭的なトラブルを避け、スムーズな取引が可能になります。

処理費用の内訳と支払い方法

契約書には、処理費用の内訳(たとえば運搬費、処理費、管理費など)を明記し、支払い方法(銀行振込、現金など)も記載します。これにより、費用に関する誤解を防ぐことができます。

また、料金改定の条件では、物価の変動や法改正に伴う料金の変更についても記載しておくと安心です。さらに、料金改定を通知する方法(書面通知、メール通知など)も明記することで、双方の合意が得られやすくなります。

建設廃棄物処理委託契約書の作成手順

建設廃棄物処理委託契約書の作成には、いくつかのステップがあります。準備から完成までの各ステップをしっかりと行うことで、適切な契約書を作成し、法的なトラブルを避けることができます。

STEP

必要書類の確認と整理

契約書を作成する前に、必要な書類をすべて確認し、整理します。これには、廃棄物の種類や量、処理業者の情報、費用見積もりなどが含まれます。

STEP

ドラフトの作成と確認

後述する建設廃棄物処理委託契約書のテンプレートなどを参考に、ドラフトを作成したら、社内でのレビュー(代表者や決裁者、上長などへのレビュー)を必ず行ってください。これにより、見落としや誤りを早期に発見し、修正することができます。 

STEP

契約書の完成と可能ならば法務部門の最終確認を

最終的な契約書を作成したら、法務部門や顧問弁護士などへの確認依頼を行いましょう。これにより、法的なリスクを最小限に抑え、適切な契約書を完成させることができます。 

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建設廃棄物処理委託契約書のテンプレートと記入例

建設廃棄物処理委託契約書を作成する際はテンプレートを利用するのがおすすめです。特にこれから紹介する東京都環境局のテンプレートは法令に準拠しており、一般的な建設現場での使用を前提としているため、作成に合わせたイメージもしやすいでしょう。

東京都環境局のテンプレートがおすすめ

東京都環境局のWebサイトでは、建設廃棄物処理委託契約書(産業廃棄物処理委託契約書)のテンプレート(モデル契約書)を提供しています。テンプレートには、契約書に必ず入れるべき項目が一覧で整理されているため、誰でも簡単に必要な内容を確認しながら契約書の作成が可能です。

また、同サイトには、最新の対応が必要な情報も提供されています。たとえば、最近ではリチウムイオン電池に関する新しい規制についての詳細も掲載されており、契約書作成時に最新の法規制に対応するための注意点を知ることができます。このリチウムイオン電池は、火災や出火に関する報道が頻出したことを受けてのことだと推察されます。

さらに、東京都環境局のWebサイトでは、用途に応じたさまざまなモデル別の契約書テンプレートがダウンロード可能です。たとえば、収集運搬用や処分用、廃棄物データシート(WDS)などがあります。

テンプレートのダウンロードは簡単で、下記の東京都環境局の公式サイトにアクセスし、必要なものを選んでダウンロードするだけです。

委託契約書|排出事業者の方|東京都環境局

ダウンロードしたテンプレートは、ExcelやWordでそのまま使用することができ、プロジェクトの具体的なニーズに応じてカスタマイズすることも可能です。

産業廃棄物処理委託契約書の記入例
出典:委託契約書|排出事業者の方|東京都環境局

テンプレートを使用する際の注意点

テンプレートを使用することで簡単に契約書を用意できますが、いくつか注意が必要です。まずダウンロードした時点で最新の内容であることを確認し、不足している項目がないかをチェックすることが重要です。

また、標準的なテンプレートで不足している項目がある場合は、契約の目的や特定の状況に応じて追加条項を設けましょう。たとえば、特別な処理が必要な場合や、追加の安全対策が必要な場合などです。

加えて、公的な役所などのサイトなど、信頼できる情報源から取得することも重要と考えてください。

建設廃棄物処理委託契約書におけるリスク管理と法的トラブル回避のポイント

建設廃棄物処理委託契約書には、リスク管理と法的トラブル回避のための重要なポイントがいくつかあります。これらのポイントを理解し、適切な対応策を講じることで、安心して事業を進めることができます。

一般的なリスクとその対策方法

建設廃棄物処理委託契約書における一般的なリスクには、契約不履行や環境法規違反があります。これらのリスクに対処するためには、契約書に明確な条項を設けることが重要です。

たとえば、契約不履行が発生した場合の対応策として、ペナルティ条項を設けることが一般的です。これにより、契約違反を防ぎ、トラブル発生時に適切な対応が可能となります。また、環境法規違反のリスクを避けるためには、契約書に環境法規に基づいた処理方法を明記し、定期的な見直しを行うことが重要です。

さらに、処理業者の選定にも注意を払い、信頼できる業者を選ぶことが求められます。業者の選定にあたっては、過去の実績や法令遵守の状況を確認することが重要です。

定期的な契約書の見直しとアップデート

見落としがちなのが、定期的な契約書の見直しとアップデートです。これを怠ると、新たな法改正やそれに伴う潜在的なリスクに対応できなくなってしまいます。関連部署は定期的に契約書の見直しを行い、常に最新の法令に準拠した契約書を維持するように心がけましょう。

特に、環境関連の法令は頻繁に改正されるため、最新の情報を常に把握しておくことが重要です。

まとめ:建設廃棄物処理委託契約書の重要性を再確認しよう

建設廃棄物処理委託契約書は、建設現場で発生する廃棄物を適切に処理するために欠かせない重要な文書です。この契約書を正しく作成することで、環境汚染を防ぎ、法律違反を回避し、企業の信頼性を高めることができます。

また、東京都環境局が提供するテンプレートを活用することで、効率的かつ法令に準拠した契約書を比較的簡単に作成できます。さらに、定期的な契約書の見直しや最新の法規制への対応も忘れずに行い、常に適正な契約を保つことが大切です。

これらのポイントを押さえて、より安心で持続可能な建設事業を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

GMOサインが運営する公式ブログ「GMOサインブログ」の編集部です。
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