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ロリポップの評判は良い?悪い?料金や機能、メリット・デメリットを解説

 

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ロリポップは、20年以上の実績を持ち、累計で240万人以上が利用しているレンタルサーバーサービスです。個人や小規模ビジネス向けプランは月額99円(税込)から、ビジネスや収益化ブログ向けでも月額550円(税込)からと、価格の手頃さが大きな魅力となっています。しかし、その価格の安さから「質が悪いのではないか」という声もあるのは事実です。

本記事では、実際にロリポップを利用しているユーザーの声を紹介しながら、なぜ多くのユーザーに選ばれているのかについて詳しく解説します。また、どのような人にこのサービスが適しているのか、評判の良い部分と悪い部分を含め、徹底的に分析します。ぜひ参考にしてください。

目次

ロリポップの特徴

ロリポップ!公式サイト
出典:ロリポップ!公式サイト

ロリポップは、GMOペパボ株式会社が提供するレンタルサーバーサービスです。数多ある国内のレンタルサーバーサービスのなかでも高い人気を誇り、多くのユーザーが利用しています。主な特徴は次のとおりです。

低価格

低価格で利用できるのは、ロリポップの大きな特徴の1つです。主な価格と機能について見てみましょう。

スクロールできます
個人・小規模ビジネス向けビジネス・収益化ブログ向け
プラン名エコノミーライトスタンダードハイスピードエンタープライズ
価格(月額)99円~264円~495円~550円~2,200円~
初期費用0円0円0円0円0円
容量(SSD)120GB350GB450GB500GB1.2TB
独自ドメイン数50200300無制限無制限
WordPressなしありありありあり
サポートメール(48時間以内に返信)・チャットメール(48時間以内に返信)・チャットメール(48時間以内に返信)・チャット・電話メール(24時間以内に返信)・チャット・電話メール(24時間以内に返信)・チャット・電話
無料お試し期間10日間10日間10日間10日間10日間
※価格はすべて2024年10月16日現在(36カ月契約の価格)、税込表記

レンタルサーバーを使って何をするかによるものの、個人が独自ドメインを取得してメールサーバーで利用するだけであれば、月額99円から利用可能です。また、ビジネス用途であっても、月額550円から利用できるのは大きな魅力といえます。

そのほか、「ハイスピードプラン」「エンタープライズプラン」で12カ月以上の契約をすれば、「.com」「.net」など45種類以上のドメイン取得・更新費用を無料で利用可能です。

高速表示

ロリポップの「ハイスピードプラン」「エンタープライズプラン」では、次世代高速サーバーとして注目されている「LiteSpeed」を使用しているうえ、WordPressの高速化プラグイン「LiteSpeed Cache」を標準装備しています。これにより、24時間どの時間でも平均0.039秒の高速表示を実現。安定した閲覧環境の提供が可能です。

優れたサポート体制

価格でも触れたサポート体制について、より詳しく見ていきましょう。ロリポップでは、すべてのプランで「メール・チャット」でのサポートを行っています。ハイスピードプランとエンタープライズプランでは、メールでの問い合わせに、24時間以内での返信を実現します。

また、スタンダードプラン以上のプランでは、専門のサポート担当による電話サポートもあり、迅速な課題解決が可能です。

WebマニュアルやFAQも用意されているため、かんたんなことであれば問い合わせをせずに解決できるケースも少なくありません。さらにWebサイトの構築や運用に関しては、「教えて!レンタルサーバーのこと」というメディアでアドバイスを発信しています。

ほかにも、スタンダード上場企業であるGMOペパボ株式会社が運営する安心と信頼の品質も魅力的です。24時間有人監視で異常があれば迅速に要因解明、対策を実施することで稼働率99.99%を実現しています。

Webサイト運営に欠かせない機能

レンタルサーバーを利用する目的の一つにWebサイトの構築・運営があります。ここでは、主にWebサイトの構築・運用に関する機能について見てみましょう。

WordPressの「簡単インストール」

エコノミー以外のプランであれば、ボタン1つクリックすれば、最短60秒でWordPressのインストールが完了します。さらにネットショップを構築できるCMS「EC-CUBE」の簡単インストールも可能です。なお、エコノミープランも、国産CMSのbaserCMSを簡単インストールで利用できます。

充実のバックアップ機能

月額330円(税込)のオプション(エンタープライズプランは無料)として、7世代バックアップ機能を有しています。Webサーバーとデータベースサーバーの自動バックアップが可能なため、万が一の際にも安心です。

無料の独自SSL

Webサイトを常時SSL化(盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぐ機能)する機能を無料で提供しています。現在、Google ChromeではSSL設定がないWebサイトは表示されない設定のため、SEO施策としても効果的です。

Webサイトの高速化・安定化を実現

エコノミー以外のプランでは、Webサイトの表示を高速安定させる機能「アクセラレータ」も利用できます。高負荷がかかっている時でも比較的安定して高速表示を実現させられるため、訪問者にストレスを与えず、離脱防止が可能です。

AIアシスタント

Webサイトのイメージを伝えることで、AIアシスタントがソースコードを生成してくれる機能も搭載しています。まずはAIアシスタントにWebサイトデザインのたたき台をつくってもらえば、Webサイト構築にかかる時間を大幅に軽減可能です。

定額Webサイト構築・運用サービス

どうしても自身でWebサイトの構築・運用をする時間がない場合は、月額8,690円(税込)~で構築から運用までを依頼することも可能です。サーバー運用の依頼もできるため、すべてを任せ、本来注力すべき業務に集中できます。

ロリポップの悪い評判

ロリポップは、低価格かつ高品質ということで人気です。しかし、SNS上ではそれに反する悪評も散見されます。ここでは、そのなかでも代表的なものを見てみましょう。

このように「反応が遅い」「電話サポートがないと手間がかかる」「サポートの対応が遅い」などといった意見が見られました。

ハイスピードプランやエンタープライズプランといった上位プランであれば、高速化機能も備わっています。しかし、個人向けのプランは高速化にオプションが必要であったり、高速化の機能が装備されていなかったりするため、速度が遅い、反応が悪いといった意見もあるようです。

また、エコノミープランおよびライトプランでは電話サポートがないため、回答を得るのに時間がかかるといった意見も少なくありません。ビジネス向けであれば、メールでも24時間以内に返信があるものの、個人向けではそれもないため、回答の遅さにストレスを感じる方も多いようです。

また、チャットサポートは平日の9時30分~13時、14時~17時30分。電話サポートは平日10時~18時と土日や夜の受付がないという意見も見られました。

ロリポップの良い評判

次にロリポップの良い評判について見てみましょう。

SNS上でロリポップの良い評判を見てみると、速度やWordPressの導入しやすさなどがよく見られます。

ロリポップは、レンタルサーバーのなかでも、低価格であることは前述したとおりです。しかし、価格競争は激しく、ロリポップが常に最安値というわけではありません。

そうなるとユーザーにとって重要となるのは、速度や機能です。悪評のなかに反応が悪いといった意見もあるものの、総じて高速かつ高機能といった意見も多く見られます。

レンタルサーバーを選択する際のポイント

個人、法人に関わらず、レンタルサーバーを選択する際に注意すべきポイントを解説します。

レンタルサーバーの種類を理解する

レンタルサーバーは、4つの種類に大別されます。これから新たにレンタルサーバーを使う場合、まずはレンタルサーバーにはどのような種類があるのかを理解することが重要です。

共用サーバー

共用サーバーは、1台の物理サーバーを複数のユーザーで利用するタイプのサーバーです。カスタマイズの自由度は低いものの、低価格で利用できることから、個人での利用に適しています。また、ビジネス用途であっても、Webサイトでの用途以外で大きな容量を必要としない場合には共用サービスがおすすめです。

複数ユーザーでの利用のため、他のユーザーが高負荷をかけると動きが遅くなるリスクはあるものの、サーバーの設定、運用はサーバー事業者に任せられます。そのため、サーバー知識がない方であっても比較的容易に利用できるのがメリットです。

専用サーバー

専用サーバーは、1台の物理サーバーを専用で利用できるタイプのサーバーです。カスタマイズの自由度が高く、他のユーザーの影響がないため、動きも安定しています。ただし、共用サーバーに比べると価格が高く、さらにサーバーに関する知識も必要です。

一般的に専用サーバーは、ビジネス用途での利用が多く、動画配信をしている、ECサイトを運営していて、繁忙期にはアクセスが急増するといった場合に適しています。

仮想専用(VPS)サーバー

仮想サーバーとは、1台の物理サーバー上に複数の仮想的なサーバーを構築するものです。実際には1台の物理サーバーを複数人で利用するものの、それぞれが独立しているため、専用サーバーと変わらない形で利用できます。

設定や運用は自身で行う必要があるため、高度なサーバー知識が必要です。ただし、専用サーバーと同様のサービスながら専用サーバーよりも安価で利用できるメリットがあります。主にビジネス用途で、容量を必要としつつもコストを抑えたい場合に適したサーバーです。

クラウドサーバー

仮想専用(VPS)サーバーが1台の物理サーバー上で複数の仮想的なサーバーを構築するのに対し、クラウドサーバーは、ネットワーク上にある複数の物理的サーバー上で構成される仮想サーバーです

仮想専用(VPS)サーバーはそれぞれが独立しているものの、元は1台の物理サーバーのため、他ユーザーの影響はゼロではありません。しかし、クラウドサーバーは複数の物理サーバー上で構成されているため、基本的に他ユーザーの影響を受けるリスクは限りなくゼロに近くなります。

クラウドサーバーも基本的にはビジネス用途で、専用サーバーよりは低価格で利用できるものの、仮想専用(VPS)サーバーよりは高額です。また、サーバーに関する知識も求められるためWebサイト運用に加え、開発環境として利用したい、BCP(※)対策を実施したい場合に向いています。

※自然災害、テロ攻撃などの緊急事態に事業資産損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続・早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段を計画しておくこと

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レンタルサーバーの使い方を明確にする

自分たちにとって最適なコスト、最適な使い勝手を実現させるには、レンタルサーバーを使って何をやるのか、その目的を明確にする必要があります。

コスト削減ばかりを考えているとやりたいことができない、速度が遅い、サポートが悪いなどで満足する結果を得られません。自社コーポレートサイトを運用をしたい、ECサイトを運用したい、動画配信を積極的に行いたいなど、目的を明確にすれば、自ずと必要なレンタルサーバーが絞り込まれます。

無料トライアルを活用する

利用者の評判を参考にするのも重要なポイントです。しかし、自分たちの目的や用途と同じユーザーでなければ、本当の意味での使い勝手はわかりません。

そのため、評判を参考にしつつ、最終的には無料トライアルを活用し、自分たちにとって最適なサービスを選択することが重要です。

ロリポップは、申込から10日間は無料お試し期間となっています。10日終了時までに入金しなかった場合、契約終了となるシステムです。お試し期間中も、本契約と同様のサーバー・機能が利用可能で、メールは24時間あたり50件、メールマガジン・メーリングリスト作成はそれぞれ1件まで(参加登録数は3件まで)となります。速度や機能性が気になる方は、まずは1度実際に試してみるのもおすすめです。

レンタルサーバーの利用目的を明確にして最適なプランを選択しよう

ロリポップは、国内レンタルサーバーとして多くのユーザーに利用され、高い人気を持っています。人気の理由は、低価格ながら高速かつ高機能な点で、Webサイトを構築・運用するのであれば、個人・法人を問わず選択肢の一つとなるでしょう。

ただし、SNS上を見ると悪い評判も散見されます。メリットばかりを見ているとデメリットを見落としてしまう可能性もあるため、まずは自分たちの利用目的を明確にして、メリット・デメリットを理解したうえで検討しましょう。

ロリポップは、ビジネス用途でも月額550円(税込)からの利用が可能です。低価格ながら高速表示を実現する機能もあり、Webサイトの運用を行う際も訪問者にストレスを与えるリスクが低減されます。

ロリポップの使い勝手に不安がある場合は、まずは10日間の無料トライアルを利用したうえで、続けて利用するかどうか判断するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

GMOサインが運営する公式ブログ「GMOサインブログ」の編集部です。
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