
住信SBIネット銀行の住宅ローンへの借り換えを検討しているけれど、今のローンから超えるメリットはあるの?
とお悩みではありませんか。
住宅ローンは銀行別に金利や借り入れ期間などの特徴が異なります。今の住宅ローンに不満があるなら、他行の住宅ローンをチェックしてみることがおすすめです。
この記事では、住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴やメリット・デメリットをくわしく解説します。他行との違いや借り換えの注意点も紹介するので、借り換えを検討している方は参考にしてください。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴
銀行別に魅力ある住宅ローンを提供しているように、住信SBIネット銀行も独自のローンを用意しています。ここでは、住信SBIネット銀行の住宅ローンにどのような特徴があるかを紹介します。
低金利で返済負担が少ない
住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンは低金利設定が特徴のひとつで、返済負担が少ない点が魅力です。完済まで一定の割合で金利が引き下げられる『通期引き下げプラン』、返済当初の引き下げが大きく一定期間経過後の引き下げ幅が縮小する『当初引き下げプラン』を用意しています。
どちらのプランも「固定金利」「変動金利」か選べるため、借入額や期間にあわせてお得な物を選ぶことが可能です。2024年10月時点の通期引き下げと当初引き下げの金利は以下の通りとなっています。
通期引下げプラン
スクロールできます
借入金利 基準金利 引下げ幅 金利タイプ
変更時特約期間終了後 変動金利 年0.698% 年3.275% 年-2.577% 年-1.85% 固定2年 年1.599% 年3.14% 年-1.541% 特約期間中は金利タイプを変更できません 特約期間終了後、変動金利へ自動的に切替わり、変動金利の基準金利から
年-1.646%
固定金利を選択する場合は、該当特約期間の基準金利から
年-1.546%固定3年 年1.659% 年3.20% 固定5年 年1.859% 年3.40% 固定7年 年1.709% 年3.25% 固定10年 年1.909% 年3.45% 固定15年 年2.489% 年4.03% 固定20年 年3.689% 年5.23% 固定30年 年3.919% 年5.46% 固定35年 年4.059% 年5.60% 引用元:金利 | WEB申込コース | NEOBANK 住信SBIネット銀行
- 表示金利は、最下限金利となります。
- 金利は毎月見直します。また、実際の適用金利はお申込時ではなく、お借入日(お借入実行日)の金利が適用されます。
このため、お申込時の金利と異なる場合があります。
当初引下げプラン
スクロールできます
借入金利 基準金利 引下げ幅 金利タイプ
変更時特約期間終了後 変動金利 年1.234% 年3.275% 年-2.041% 年-1.246% 年-1.246% 固定2年 年1.069% 年3.14% 年-2.071% 特約期間中は金利タイプを変更できません 特約期間終了後、変動金利に自動的に切替わり、変動金利の基準金利から
年-2.131%
固定金利を選択する場合は該当特約期間の基準金利から
年-1.196%固定3年 年1.219% 年3.20% 年-1.981% 固定5年 年1.379% 年3.40% 年-2.021% 固定7年 年1.509% 年3.25% 年-1.741% それぞれの基準金利から
年-0.996%固定10年 年1.549% 年3.45% 年-1.901% 固定15年 年1.829% 年4.03% 年-2.201% 固定20年 年2.089% 年5.23% 年-3.141% 固定30年 年2.179% 年5.46% 年-3.281% 固定35年 年2.189% 年5.60% 年-3.411% 引用元:金利 | WEB申込コース | NEOBANK 住信SBIネット銀行
- 表示金利は、最下限金利となります。
- 金利は毎月見直します。また、実際の適用金利はお申込時ではなく、お借入日(お借入実行日)の金利が適用されます。
このため、お申込時の金利と異なる場合があります。
金利は状況に応じて変動します。借り入れのタイミングでホームページを確認してください。
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返済期間を最長50年に設定可能
住信SBIネット銀行では返済期間を最長50年に設定できるため、無理なく完済を目指せる点も大きなメリットです。ローンの新規申し込みの際、短い返済期間しか設定できなかったとお悩みの方もいるでしょう。短期間での返済は早めに完済できるメリットがあるものの、月々の支払額が大きくなるデメリットがあります。
返済によって家計が逼迫されている場合は、住信SBIネット銀行に借り換えれば長い返済期間も設定可能です。完済時の年齢は80歳未満なので、余裕のある返済計画を立てられるでしょう。
団信の内容が充実しているから病気の際に安心
住信SBIネット銀行に借り換えると、充実した内容の団信に加入できます。住信SBIネット銀行が提供する『スゴ団信』は、基本内容に加え全疾病への保障が基本的に付帯しています。50歳以下の方には、3大疾病になった場合住宅ローンを50%を保証するサービスも付帯しているので、安心です。また、先進医療特約も付いているので、病気への備えを万全にできるでしょう。
団信の基本的なプランは、金利の上乗せなしで利用できます。上乗せすると保障がさらに手厚くなるプランもありますから、病気が不安な方は金利をプラスして保証内容を手厚くする方法も検討してみてください。
住信SBIネット銀行の住宅ローンへの借り換えによるメリット・デメリット
住信SBIネット銀行への住宅ローンに借り換えようと考えているけれど、メリットだけでなくデメリットも知っておきたいと考える人も多いでしょう。どちらも把握することで、借り換えの可否を判断しやすくなるため、事前にチェックすることが大切です。
ここでは、借り換えにおけるメリットとデメリットを解説します。
メリット
住信SBIネット銀行の住宅ローンに借り換えるメリットは以下の通りです。
通期引き下げプランの変動金利は業界内でも特に低い設定となっているため、金利負担が少ない点は大きなメリットといえます。また、金利の上乗せなしで全疾病保障が付いてくるので、病気やケガへの備えを手厚く、安心です。ただし、精神疾患は対象外となります。

住宅ローンを借り換える際に、リフォームもしたい
と検討している場合は、リフォーム費用を一緒に借り入れ可能です。別途ローンを組む必要もありませんから、手続きの手間を減らせるでしょう。
デメリット
住信SBIネット銀行の住宅ローンのデメリットは以下の通りです。
前述したように、住宅ローンの団信にはさまざまな病気やケガを対象とする全疾病保障が付いています。病気やケガへの備えを万全にできるものの、利用条件は「仕事ができない状態が12カ月以上継続した場合」となっていますから、長期間の療養にならなければ、残高に変動はありません。
他行が用意する団信によっては、がん診断時に支払いを免除するものもあります。住信SBIネット銀行のスゴ団信では安心の保障を無料で付けられる点は大きなメリットですが、支払い免除条件を他行の団信と比較することが大切です。
また、借り換え時には事務手数料が発生する点にも注意しましょう。借りる金額の2.20%を手数料として支払わなければならないので、支払う総額がどれくらいになるかを計算したうえで申し込むことがおすすめです。
住信SBIネット銀行の住宅ローンと他行の違いは?
住宅ローンはさまざまな銀行から提供されており、それぞれ特徴が異なります。住信SBIネット銀行は他行とどのような違いがあるのかを解説しましょう。
フラット35との違い
住信SBIネット銀行とフラット35の違いは以下の通りです。
住信SBIネット銀行 | フラット35 | |
---|---|---|
金利タイプ | 固定・変動 | 固定 |
返済期間 | 最長50年 | 最長35年 |
団信の内容 | がん・三大疾病・すべての病気やケガを保障 | 死亡・傷害のみ保障 |
フラット35に比べ、住信SBIネット銀行は金利・返済期間・団信の内容すべてが手厚くなっています。借りる人の希望にあわせて自由に設定できるため、無理のない返済計画を立てられるでしょう。
フラット35が用意する団信は、基本プランは死亡・傷害のみ保障されます。三大疾病や要介護状態の保障がプラスされる新3大疾病付機構団信の利用には金利を上乗せしなければならないので、団信の内容も住信SBIネット銀行のほうが充実しています。
三菱UFJ銀行との違い

住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行との違いは以下の通りです。
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
---|---|---|
金利タイプ | 固定・変動 | 固定・変動 |
返済期間 | 最長50年 | 最長35年 |
団信の内容 | がん・三大疾病・すべての病気やケガを保障 | 死亡・傷害のみ保障 |
金利タイプはどちらも一緒ですが、返済期間に大きな違いがあります。また、団信に関しても、三菱UFJ銀行は基本適には死亡・障害のみの保証となっていますが、金利の上乗せ、または保険料を支払うことで7大疾病保障付住宅ローンのビッグ&セブン〈Plus〉を付帯することも可能です。
auじぶん銀行との違い

住信SBIネット銀行とauじぶん銀行の違いは以下の通りです。
住信SBIネット銀行 | auじぶん銀行 | |
---|---|---|
金利タイプ | 固定・変動 | 固定・変動 |
返済期間 | 最長50年 | 最長35年 |
団信の内容 | がん・3大疾病・すべての病気やケガを保障 | がんと5大疾病の50%保障・全疾病長期入院保障 |
金利タイプはどちらも同じですが、返済期間が異なります。団信の内容は、auじぶん銀行も手厚いため、病気やケガに備えられるでしょう。金利の上乗せなしでがんと5大疾病の50%保障と全疾病長期入院保障が付けられるため、さまざまなケースに対応できます。さらに金利を上乗せすると50%を100%の保障に変えることも可能です。自身の健康状態にあわせてプランを選ぶようにしましょう。

三井住友銀行との違い

住信SBIネット銀行と三井住友銀行の違いは以下の通りです。
住信SBIネット銀行 | 三井住友銀行 | |
---|---|---|
金利タイプ | 固定・変動 | 固定・超長期固定・変動 |
返済期間 | 最長50年 | 最長35年 |
団信の内容 | がん・3大疾病・すべての病気やケガを保障 | 死亡・傷害のみ保障 |
三井住友銀行では、固定と変動のほかに、超長期固定タイプを用意しています。超長期固定タイプは、完済まで金利が変わらないものです。金利と返済額が一定なので、返済計画を立てやすくなります。
また、金利を上乗せすることで、基本の団信に8大疾病保障を付けられます。3大疾病に加え、慢性腎不全や糖尿病などの5大疾病にも対応できるため、健康に不安がある方は加入を検討することがおすすめです。
住宅ローンを借り換える際の注意点とは?
住宅ローンの借り換えを検討している方に、知っておいてほしいポイントがあります。ここで紹介するので、借り換え前にチェックしておきましょう。
借り換えの時期によってはメリットを得られない
残高が多く、完済までに長い期間を要する場合は、低金利の住宅ローンに切り替えることで支払い負担を大きく軽減できます。しかし、残高が少なく、完済までの期間が短い場合は大きな得はありません。
例として、借入残高600万円、完済までの期間6年のケースを見てみましょう。
借り換え前 | 借り換え後 | |
---|---|---|
諸費用を含めた増減額 | 6,077,794 円 | 6,069,628 円 |
毎月返済額の増減額 | 99,636 円 | 72,241 円 |
年間返済額の増減額 | 1,195,632 円 | 866,892 円 |
毎月の返済額と年間返済額は、借り入れ後に大きく減らせるため、2つの表を見比べれば借り換えの魅力を感じられます。ただし、諸費用を含めた総費用に関しては、大きな差はみられません。
その理由は、借り換え時にかかる手数料にあります。銀行別に借り換えの際に手数料が発生し、場合によっては借り換え前後の差が少なくなります。諸費用によって完済までの総支払額が増えてしまわないか、借り換えたほうが得だと思える差が出るかを試算したうえで決めましょう。
手数料が発生する
借り換えの際にはいくつかの手数料が発生するので、借り換え後に負担となる恐れがあります。発生する手数料は以下の通りです。
・事務手数料
・団体信用生命保険料
・保証料
・印紙税や登録免許税など
住宅ローンによって、手数料の金額には違いがあります。借り入れ金額に対して〇%と決められているので、こちらも借り換え前にチェックしておきましょう。
住宅ローン控除を受けられなくなる可能性がある
住宅ローンの借り換えは、借り換え前のローンをなくすための新たな借り入れであり、原則住宅ローン控除は適用されません。ただし、以下の要件を満たすことで、借り換え後も控除を受けられます。
・借り換えた住宅ローンが、当初の住宅ローンの返済のためであると明らかになっている
・借り換えた住宅ローンが住宅借入金等特別控除の対象の要件に該当する
参考:No.1233 住宅ローン等の借換えをしたとき|国税庁
どちらも満たす場合は住宅ローン控除を適用できます。控除は所得税を安くするために必要なものです。家計の支出を抑えるためにも、控除を適用する要件を覚えておきましょう。
住宅ローンを借り換える流れは?
住宅ローンの借り換えを決めたものの、どのような流れで進むのかわからないとお困りではありませんか。流れを知っておくことで、スムーズに借り入れが可能となります。
借り換えの流れ
ローンの借り換えは以下の流れで進みます。
- 借り換え先の銀行を選択・決定
- 申し込み
- 仮審査
- 本審査
- 現在借りている銀行に連絡
- 契約
まずは借り換え先の銀行を選び、決めましょう。銀行を決めたら申し込みをして、仮審査を受けます。仮審査は1~7日で完了しますから、無事通過した場合は本審査を受けましょう。本審査は1~3週間ほどかかるので、余裕をもって申し込むようにしてください。
本審査に通過したら、現在借りている銀行に借り換えの連絡をします。連絡後に借り換え後の銀行と契約をして、融資を受けます。
借り換えに必要な書類
借り換えの際はいくつかの書類が必要になるので、申し込み前にすべて用意しましょう。必要な書類は以下の通りです。
・本人確認書類
・収入を証明する書類
・建物の書類
・現在の住宅ローンの返済予定表
・借り入れの返済予定表(ある場合)
・返済用口座の通帳
本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードで構いません。顔写真付きの書類がない場合は、住民票や健康保険証などの書類2つの提出が求められる可能性があるため、いくつか用意しておきましょう。
収入を証明する書類は、会社で発行される源泉徴収票や自治体でもらえる住民税課税証明書などがあります。建物の書類は登記事項証明書や売買契約書などが必要になるので、前もって準備しておきましょう。
そのほかに、現在の住宅ローンの返済予定表やそのほかの借り入れに関する返済予定表の提出も求められます。いずれも借りている金融機関に保管されているので、事前に受け取っておくことがおすすめです。
金利の低さを重視するなら住信SBIネット銀行の住宅ローンへの借り換えを検討しよう
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、業界内でも特に低い金利設定という魅力を持っています。団信の内容が手厚い、返済期間を最長50年に設定できるなどのメリットもあるため、借り換え後のメリットが大きい方は、申し込みを検討しましょう。
借り換えは、借換時期によっては思うように恩恵を受けられないリスクもあります。ローン残高や借り入れ期間から借り換えのメリットを得られるかを判断し、諸費用を含めた総費用額をどれだけ減らせるかをしっかりと確認しましょう。確認する際は、手軽に借り換え前後の結果がわかる借り換えシミュレーションを活用してみてください。
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